田中ロミオファンの好きな作家/作品は?

http://d.hatena.ne.jp/crow_henmi/20061021#1161427511

まあそれはさておき、web上のロミオファンを自称する人々を集めて、普段どんな本を読んでいるか、好きな作家はだれか、というのをアンケートしてみるというのも面白そうだなあと思ったり。全国のロミオファン、よってたかれー。

ということで、指名されてしまいました。うへえ。普段あまり書籍を嗜まない無教養な人間なので、好きな作家や作品を聞かれると困ってしまったり。困ります。困ります。以前は、すぐそばに本の虫がいたので興味を持った本などをたまに拝借してましたが、自分からあまり積極的に読むことはありませんね。いやはや。期待に添えられず申し訳ありません。とはいえ、自分の少ないボキャブラリーからエンヤコラと捻り出してみることにします。

  • 戸梶圭太
    • 元カノから借りた作品の中でも唯一ハマってしまった作者。特に『牛乳アンタッチャブル』と『ちぇりあい―ちぇりーぼーいあいでんてぃてぃ』には死ぬほど笑わせてもらいました。ハイセンスなブラックユーモアとシモネタだけなら、ロミオ氏を凌駕していると断言できる作者です。バイオレンスと人間のクズとくだらないてしょーもないノワールを執筆させたらおそらく日本一ではないかと。ハチャメチャ破天荒なストーリーを求めている方にはうってつけの作家ですが、好き嫌いがハッキリ分かれる方と思います。
  • 佐藤大輔
    • 同氏のファンというよりも『皇国の守護者』のファン。精巧かつ緻密な描写が秀逸。特に戦争という絶望の淵に置かれた際の「新城直衛」の徹底的なリアリズムと随所に現れる説教臭いウンチクに惹かれてしまいました。ちなみに『HELLSING』の「諸君、私は戦争が好きだ。」のフレーズの原点は同作です。「平野耕太」氏の台詞や言い回しが好き方ならオススメですね。残念ながら遅筆な方なので、なかなか新刊が発売してくれません。

あと読んだことの無い作家ですが、はてなの某所でカルト的人気を博しているヒストリーレイパーこと「荒山徹」氏の作品が気になってます。朝鮮忍法とか朝鮮柳生とか柳生武芸庁などの素敵ワードに興味津々です。たまんねぇぜ。

他の方の回答も待ってます。ってロミオ限定じゃそう集まらないような気もしますが、きっと気のせいさ!

ということで、自分から「THE LIGHT BEFORE WE LAND」「sixtysevenの日記」「やや最果てのブログ」を指名することに(サイト敬称略)。