世界的規模で見てももっともダメ人間たちによる、世界規模で見てももっとも愛されているイベントのレポ

冬コミレポのようなものを綴ってみることに。地元の大井町からりんかい線国際展示場駅で降りて会場に入場したのが11時30分ぐらい。すでに一般入場の列は掃けていたので悠々自適に入場するも、パンフを持っていなかったため、「こちらのテントでパンフレットを購入できまーす!」という寒風吹き荒む寒空の下で一生懸命に叫ぶスタッフの声が胸に突き刺さって痛かったデス。ハイ。次回の夏コミではちゃんと購入しますので、今回はご容赦くださいませ。

まずは東館の「ことみようじ」氏のサークルに赴くも、机の上には「完売」という残酷な二文字。それ以外にチェックしていたサークルさんも午前中の時点で軒並み完売だったため、どうせ完売してるだろうし委託されるべとテンション激落ち君でサガるよねーな魂情皆無のヘタレ状態で、自分のノーモア有能な無能ぶりに眩暈をしつつ、何気にフラっと立ち寄ったギャルゲー二次創作エリアで女神爆誕「ロールケーキ」というサークルさんで、『CROSS†CHANNEL』のミキミキ本を発見して、アタマがフットーしそうだよぉ…っ!嬉しさのあまり、空気を読まずに声をかけてしまったのはないしょだ!!!プロの方々に比べてしまうと稚拙さは否めませんが、非常に女性らしい可愛い絵柄と作品やキャラクターに対する愛情が篭っている内容に深い感銘を受けたので、ロミオファンの友人配布用に3冊ご購入。同エリアの「WHITE GARDEN」さんの「まるねこ本」と、「かてきょ」氏向けに『ネコっかわいがり!』本+ポストカード付きも購入。ちなみに『ネコっかわいがり!』本を製作された方は、初同人で初コミケの方だったのですが、もっと認識してもらえる人気ジャンルがあるにも関わらず、自分が大好きなモノを追求されている姿勢に強いシンパシーを感じてしまいました。自分は二次創作をするだけの執筆力や熱意を持ち合せていないだけに、自分が愛してやまないものを二次創作するという姿勢が凄く羨ましく思えましたよ。

西館へと移動し、「大石竜子」氏の「あらあらの一群」に。小冊子は既に配布終了でしたが、机の上に置かれていたひぐらしの各キャラクター絵を拝見することが出来ただけでも十分満足。ちんちくりんな沙都子がとても可愛いんですよう(*´д`*)「まおまお☆ボイスアクセサリー」は、30個1限で、午前中の時点で完売していた模様。ウチのサークルチェックリストを見て下さった「id:michiaki」氏も赴かれたみたいですが、お互い残念な結果に。通販されるみたいなので、そちらで購入されてはいかがでしょうか。企業ブースに向かう途中、エロゲー婦女子トリオ筆頭生「pokojo」氏から連絡があって、コミケ以来の再来を果たすことに。以前お会いした時よりもますます女に磨きがかかって美人になられていたので、思わず桃色吐息が漏らしてしまう。恋する乙女は綺麗さ〜♪それにしても、そのまま黙ってりゃ美人な一般人なのに、口を開けば「螺旋回廊」シリーズや「Black Cyc」の作品、ふたばの「二次元グロ」といった普通のオタでもドン引きするコアな陵辱系の造詣に深く精通しているだけに、再開して早々に「達磨(四肢切断)って超萌えません?」などと言い放つ、陽気で無邪気で残酷なラフレシアガール。かみしろさんが知る限り最凶クラスの腐女子なんですが、こんな怪物クラスがあと2人も後ろに控えてるってんだから、世の中どっか狂ってるしか思えないぜ、JESUS。恐怖のバイオモンスター達め!やまとなでしこは死んだ。いや実在しない幻想の産物なのかもしれない。コミティアに参加した際に訪問した時に自サークルから離れていたためご挨拶することが出来なかった「竜樹」くんとも久しぶりの再会。本名プレイでご挨拶(よく誤解されるのですが、「かみしろ」は本名ではありません)。相変わらず愛変わらずってな感じの人見知りをまったくしないこんにゃくの茜のような溌剌さとハイテンションには、いつも安心させられます。次回以降にお会いする際は、自分のことを「にーにー」って呼んでください。ガチで。ハァハァ。電話のあった「長柄木」君も一緒にサルベージ。ゴールデンウィーク以来の再開なのカナ。カナ。ずっと貸していたこんにゃくがようやく手元に戻ってきたので、これでようやくあの素晴らしい感動の日々を二度三度浸ることができます。

企業ブースに赴いて「イエティ&レジスタ」の「中澤工」氏にご挨拶に赴くも、配布会準備にてんてこ舞いで、ご迷惑をおかけするのは嫌だったので会場から一度離脱。「空色こころん」氏と「かてきょ」氏から連絡があったので、ご両人をサールベージ。移動途中にサイフが落ちていたのですが、誰も我関せずで拾おうという素振りを見せなかったので、落し物コーナーに届けることに。地方から参加された方のことを思えば、落としてしまった方にちゃんと届いていることをただ祈るばかり。コミケ恒例となった「かてきょ」氏の成果物お披露目会を開催。これが例年一番盛り上がる場のような気がする。上記二作品と、「大石竜子」氏の「あらあらの一群ごめんなさいペーパー」、「なつめえり」氏の『ネコっかわいがり!』原画集、「中央東口」氏の「WEIRO TALES」をトレードしてもらうことに。俺達に出来ないシビれる憧れる気前の良さは、毎度のことながら非常にありがたい。なぜだ?なぜそうまでもスーパーなのだ!?成果物の中に含まれていた『少年フェイト』や「いとうのいぢ」氏の本のクオリティの高さ(内容よりも白くキラキラ光る本自体の素材の凄さに驚きました)などに和気藹々としつつ、「イエティ&レジスタ」に形勢された無料配布の行列の長さに少し驚く。『I/O INFOMATION BOOKS』の時はこんなに行列が出来ていなかったのになぁ。しょんぼり。女性陣がふしだらでスキャンダラスなデートをするとのことで離脱。ドキッ!男だらけの男祭り(ポロリもあるよ)開催という様相に。アー!

配布会が終了して落ち着き始めたので、「中澤工」氏にご挨拶。「かちぼし」を拝見して下さっているというスタッフの某Y氏をご紹介されて、ユメミルセカイにさよならしたくなるほどに恐縮。『I/O』のプログラムを担当された方だったので、痒いところまで手の行き届いているシステム面のユーザビリティついて賛辞を贈りたかったのですが、どうにもこういった突発的なイレギュラーケースに弱いもので、しどろもどろな状態に。いやはや。アルコールが入った途端、細かいことを気にしなくなる享楽的な人間なので、是非今度飲み行きましょうとラブコールを発信してみたりする。自分がロミオ氏に傾倒するように、「中澤工」氏に傾倒している「空色こころん」氏をご紹介。mixiで同氏のファンコミニュティを開設したり、将来の目標が同氏のようなビッリエイターというだけあって、憧れの方とお会いする機会を仲介することが出来て、自分としても非常に満足。色々とお聞きしたいことは多々ありましたが、お仕事関連でご挨拶など巡回する先があると思われたので、挨拶もそこそこに早々と撤収することに。ぶしつけであつかましい自分達を拒絶にせずに受け入れてくれて、お忙しい最中にお時間を裂いて下さったことに感謝を。ただ、純愛を主体とした美少女ゲームは、自分が追い求めているコンセプトや作風と異なるだけに、当ブログ上ではあまりご協力出来ないかもしれませんが、「かちぼし」を通して作品の「巡り合わせ」の一部になれたなら、非常に嬉しく思います。

聖地からゆりかもめに乗って新橋に移動。一度、有明に向かって階段を降りて乗り換えるのが座っていられるコツ。コミケ二次会の盛り場として定着した「北の家族」で打ち上げを開催。水炊きと味の濃いジャンクフルなツマミを貪り食らい、正月ということで日本酒を水のように飲みながら、昨年の回想と来年の期待作などを一人ずつ披露するとこに。

参加者 2006年No1作品 2007年期待作
A この青空に約束― はるはろ!
B ネコっかわいがり! 仏蘭西少女〜La Fille Blanc〜
C G線上の魔王、リゾートBOIN
D あやかしびと 東出祐一郎」氏シナリオによる新作、はるはろ!


丸ちゃんが『仏蘭西少女〜La Fille Blanc〜』でTony伝説を打ち崩すのか非常に気になりますが、参加者全員の総意としては、『はるはろ!』に対する期待が一番大きかったですね。「propeller」ファン率高す。「荒川工」氏のご健康問題は致し方が無いとしても、あれだけ期待を抱かせる体験版を製作しておきながら無期延期という寸止め生殺し状態はあまりにも酷ですよう!一応はロミオファンの集いという名目なのに、誰一人『霊長流離オクルトゥム(仮名)』が2007年に発売するとは思っていない、、、のだった。"新しい情報が公開されない=製作されていない"でしょうし。いやはや。
宴後半からは『遥かに仰ぎ、麗しの』に関する話題になって、「かみしろさん何でプレイしてないんですか(プゲラ」と被害妄想もはなはだしい気持ちになったので、ここでプレイしなけりゃ男が廃るということで、急遽秋葉原に赴くことに。

京浜東北線でオタクのエルドラドこと狂騒都市アキバにスタコラサッサと移動。大晦日の夜にも関わらず人通りが絶えることの無い百鬼夜行な様相。んでも「ソフマップ」はヘタレなのか、速攻で閉店。もっと「メッセサンオー」を見習えよ!と思った矢先にメッセも閉店と、各店舗が相次いで閉店。そもそも大晦日の夜にエロゲを購入するために秋葉原を闊歩するという行為が根本的に何か間違っているとしか思えない。まさにエロゲ冥府魔道。一番最初に訪れた「ソフマップ 4号店」で購入しておけばいいものを、閉店間際の切羽詰った状況を嫌って別の店舗に巡回するもことごとく売れ切れていてかにしの難民化。不幸なすれ違い、何というトラジディー。最終的にはゲーマーズで発見するも、特に深い意味も無くここで購入するのは嫌だったんですが、ここまで付き合わせておきながら購入しないという選択肢は無いよなという空気が蔓延していたため、最終的には購入したにょ。ついでに『ひぐらしのなく頃に礼』も一緒に購入。お目当てのアイテムをフルコンプして大MANZOKU。別れの時がやってきた(下條アトム風)ので、帰宅。


最後はかなりぐでぐでですが、まぁそんな感じ。