ガガガ文庫で「続・殺戮のジャンゴ」「Bullet Butlers」がノベライズ決定

http://d.hatena.ne.jp/kim-peace/20070718/p1
まだ「propeller」公式では正式告知されていませんが、7/27の『Bullet Butlers』発売に先駆けて、ノベライズ化が早々に決定。
著者イラスト共々、「東出祐一郎」×「中央東口」の原作コンビが担当なので、原作陵辱される心配が無いので安心。


それにしても、安定した売り上げが見込めるエロゲノベライズ御用達レーベル化著しいガガガ文庫なのであった。
創刊ラインナップの中で、衰退とカルネヴァーレの売れ行きは上位だったようですし、ガガガ文庫創刊トークショウの時に、編集さんがかなりコアなエロゲーマーという印象を受けただけに、エロゲファン的に嬉しいこの傾向は今後も続くかも。
玉石混淆とはいえ、まだまだ多くの才能が埋れながら辛酸を嘗めている野望の荒野(エロゲ業界)なだけに、どんどん発掘して開花させてもらいたいところ。目指せ、印税様!掴もうぜ、ビックマネー!でも、エロゲのことも忘れないでください。切に。


とはいえ、実績のあるエロゲシナリオライター起用したり、人気作品のノベライズ化したとしても、営業的側面が弱い印象がどうしても拭えません。
天下の小学館様なのに、ラノベコーナーで販促に力が入って華やかに盛り上がっているのは角川系ばかりで、ガガガといえば、申し訳無さそうに1冊2冊が隅っこや棚の中にぽつんと置かれているといった状況なだけに、先行き不安。営業的なテコ入れが必須ではないかと思われます。
あまりラノベに詳しくありませんが、狙ってる読者層やレベールの方向性がおぼろげで、独自色の無く迷走中といった印象があります。このままだと、スーパークエスト文庫の二の舞になるような気がしなくもない。